育児、しんどくないですか?

私は育児が死ぬほどしんどかった時期があります。産後3ヶ月までは先の見えないトンネルに放り込まれたような気分でした。

出産という大仕事を終え、いきなり渡される新生児。

泣きわめく赤ちゃんを目の前に、右も左も分からず、すっかり深刻な育児ノイローゼのような状態に。

ネットで育児情報を漁っては余計に不安になったり、本当にどうしたらいいか分からず途方に暮れて過ごしました。

本が好きな私は、育児が落ち着いて来てから、いろいろな本を読みました。

「この本、妊娠中に読んでおけばよかった!心が軽くなった!」

そんな本にたくさん出会い、少しずつ心が軽くなり、育児が楽しめるようになって来ました。今回は、私が育児に悩み、苦しんでいたときに心を軽くしてくれた本を8冊紹介します。


おすすめ育児本5選


1位 小児科医ママの「育児の不安」解消Book



マジで妊娠中に読んでおきたかった育児ハウツー。母子手帳よりこの一冊。

【良いところ】
・一問一答形式で読みやすい。
・優しい口調とかわいいイラストに癒される。
・「母乳は足りてる?」「泣きすぎだけど大丈夫?」「母乳に食べたものの味が出る?」など、痒い所に手が届くQ&A。
・授乳中に飲んではいけないお薬の一覧がある。


あとがきより。
子どもはかわいいです。一緒にいると楽しいし、幸せな気持ちになります。しかし、子育てには正解がないと言われるように、どこまで何をやっても絶対的な正解というのはないので、苦しくなっても、さらにがんばるお母さんが多いのです。そして「わが子のため」とがんばりすぎるがゆえに、いろいろな育児情報に振りまわされてしまうのではと思っています。



2位 子どもへのまなざし



超有名な名著。一家に一冊あってもいい育児のバイブル。


【良いところ】
・児童精神科医の先生が書いている本だから説得力が半端ない。
・エリクソンや発達心理学がもとになっているので、勉強になる。
・育児本における「聖書」みたいな位置づけでいいかと。


私が救われたのはこの部分。            
親に手をかけさせる子どものほうが、いい子だと思うのです。そうした子は、親や保育者が愛情をかけてやる機会が多いということですから、長い目で見れば、本当は育てやすい子なのです。
うちの子がよく泣く子で困り果てていたとき、「この子は育てにくい子じゃなかったんだ」と気付かされた。おなか減ったとか、抱っこしてとか、自分の要求をかなえるために泣いてるだけで、むしろ「努力家」なんだ。そう思えて、心が楽になった。



3位 きみは赤ちゃん




めちゃめちゃ泣ける育児エッセイ。読み終わった後、自然と泣いてた。

【良いところ】
・これまでの育児エッセイは、育児の楽しい部分のみにスポットライトが当たっていたが、この本は育児のしんどい部分も素直に書いてる。
・ママ友と「育児しんどいよね。でも、楽しい。感動もいっぱいあるよね。」と朝まで語り合ったような読後感。
・産後クライシスの描写に共感しまくり。


特にこの部分にグッと来た。
女性や母親が男性や社会から植えつけられた先入観を、どれだけながい間、文句もいわずにあたりまえのこととして生きてきたか。これからも生きてゆかねばならないのか、そんなの、これまでだってさんざんわかっていたはずなのに、あらためてその壮絶さが頭をめぐって、怒りややるせなさで、本気で鼻血が出そうになるのだった。(中略)これまで女性や母親が味わった苦渋やなめさせられてきた辛酸を、同じように思いしらせてやりたくなってくるのである。

4位 笑う出産2



まついなつき
情報センター出版局
1996-03-24


笑って泣ける育児エッセイ。笑う出産シリーズは3部作ですが、私がおススメするのはシリーズ2作目。


【良いところ】
・文字だけじゃなくて漫画もあるので、何度読んでも面白い。
・あっけらかんとした育児エッセイなので、真面目すぎるママは肩の力が抜けてくるかもしれない。
・育児あるあるについうなずいてしまう。


この一文でまついなつきさんのファンになりました。
「こどもをあずけて働くならまだしも、遊びに行くなんて!」という世間は、子どもを育てたことがないか、子育てだけをして自分が遊べなかったので遊ぶ人に嫉妬しているか、楽しく遊んだことがないか、いずれにしても、かわいそうな人種で構成されている世間だとしか思えない。



5位 みんなママのせい?


「すくすく子育て」で有名な大日向先生の本。三歳児神話や母性幻想をぶち壊してくれる画期的な一冊。

【良いところ】
・「母性」なんて幻想。母親だって人間。子育ては大変だからみんなでやって行こうと思える。
・育児が辛いと感じて、自分を責めているママは心が軽くなる。

最近の母親が子育てに戸惑い、悩んでいる状況になかなか理解が示してもらえない大きな原因は、「母親は子どもが可愛いはず、子育てが喜びのはずだ」とする母親観が日本社会に根強くあり、人々がそうした母親観を何の疑いもなく信じているからにほかならないと思います。




6位 産後が始まった



夫が書いた、産後のリアル妻レポート。産後の夫婦がぶち当たる壁と解決法について書かれた本。

【良いところ】
・産後クライシス予防のために、妊娠中、夫に読んでほしい。
・漫画が多いので読みやすい。
・かなり実用的なアドバイスが書いてある。


これなんか、男性が言うと説得力あります。
ときどき、「ママはオッパイをあげてるから、子どもは絶対にママになつく」という意見を聞くことがあります。また、「できるなら自分がオッパイをあげたい」という男性もいます。そんな話をコトミさん(妻)にしたところ、「最後まで責任持って授乳してくれるんでしょうね?」とにらまれました。献血並みに母乳を奪われ、乳首をかまれ、夜中もたたき起こされ・・・血のにじむような努力とはまさにこのこと。それでも泣かれるようなことがあれば、投げ出したくなることは、幾度となくあるはずなんです。





おすすめの育児漫画・コミックエッセイ

さらっと読める育児漫画なら、これがおすすめ。



1位 れもんうむもん

     

この漫画、すごいです。日本初のマタニティーブルー漫画だそうです。妊娠出産の幸せな部分だけじゃなく、リアルなしんどい部分を描いている。産後うつになったママ達は共感しすぎて泣いちゃうかも。
      

           
2位 毎日かあさん


西原 理恵子
毎日新聞社
2011-02-15


西原ねえさんの豪快育児エッセイ。これを読んでると、「よし、今日も子どもが生きてるだけでOK」という気持ちになる。
           

3位 ママだって人間


田房 永子
河出書房新社
2014-03-14



0歳児育児の「これおかしくね?」を漫画化。かわいい系の育児漫画とは一線を画す。マタニティーブルーや産後クライシス、セックスのことなど赤裸々に描いてあるので、超共感できる。最後は泣ける。

           

4位 ママはじめました






新生児の育児漫画ではこれが一番リアル。0歳児育児がしんどいと思ったときに読むと、「私だけじゃなかったんだ」と思える。


           
5位 ママはテンパリスト




2歳児イヤイヤ期の男の子育児本。何も考えずに笑えるところがいい。









以上、私がおすすめする10冊でした。

私がこのブログを書くにあたっては、かなり参考にさせてもらってます。「育児がしんどい!」と思ったときに手を取ってみてください。