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こんにちは、ミィです。

最近、不眠になってしまい、ネガスパ(※)に陥ってました。

※ネガティブスパイラルの略。マイナス思考になり、悪いことを次から次へと考えては自分を責めまくり、ドツボにはまっている状態のこと。

8月から眠れない日が続き、今はお薬の力なしには寝付けなくなってしまいました。

ずっと調子が良かっただけに、とてもショックで、ぐるぐる考えごとをしては、ネガツイを連投していました。







ストレスから来る不眠?


大ちゃん(息子)はホントにかわいい。かわいくて大好きで、一緒にいたい気持ちが強いです。

でも、ずっと一緒にいることがストレスになってしまうのも事実。

午前中は支援センターに連れていき、お昼ごはんを食べさせ、合間に家事をこなし、夕飯を食べさせ、お風呂に入れて、歯磨きをして、寝かしつける。

たいしたことしてないようですが、2歳の子どもと二人きりでいると、気が張って疲れてしまいます。

引っ越しもして環境が変わり、疲れが蓄積されていたのもあるかも。眠れない日が徐々に増え、睡眠導入剤を飲まないと眠れなくなってしまいました。



保育園に預けることへの罪悪感ふたたび。


とりあえず、週に1回利用していた一時保育を、3回に増やすことにしました。

でも、大ちゃんを一時保育に預けるのは、罪悪感でいっぱいでした。

私の思考回路はこうなってしまうのです。


・元気になったはずだし、保育園に預けるなんて。

普通のお母さん(健康なお母さん)はやってるのに、自分は弱い。

・大ちゃんは預けるときに大泣きする。

私のせいでかわいそうなことをしている。

・疲れたから休みたい

私はまた育児に耐えられなかったのかと自分を責める。


そう、産後のうつ状態のときと同じ思考回路。さんざん自分に言い聞かせてきたことを忘れてしまいます。


「育児で一番大事なことは、母親の心が安定していること。人を頼って育児すればいい。」

でしたよね。



なぜ、私は自分を責めるのか?



なぜ、私はこの思考回路から抜け出せないのだろう?

産後に、母から言われたことが影響しているのかもしれません。

私の母は、悪い人ではないのですが、独自の考えを持っている人。特に、自分の育児にはこだわりを持っていて、いろいろと言われました。 


「私は、産後1週間後に卵巣を摘出する手術をした。それなのに、産後3カ月間ほとんど一睡もしないでミィを育てた。乳児院に預けようかと思ったけど、かわいそうで預けられなかった。」

「本当に辛くて、毎日死にたかった。産後1カ月半の頃、赤ん坊の泣き声の幻聴が聞こえた。母は仕事で頼れず、旦那は子どもの世話をしようともしないで、見てるだけだった。一人でやるしかなかった。」

「自分の手で子どもを育てて、辛い時期を乗り越えないと、『母親』にはなれないと思う。母親はみんな眠れないものなんだ。私だって辛かったんだ。」

「保育園に預けるなんてかわいそう。3歳までは母親と一緒にいたほうがいい。母親が自分で育てないと、子どもは引きこもりになる。絶対に何かゆがみが生じる。」 


こんな話を、3カ月間、何度も繰り返し聞かされました。

当時の私は、深刻なうつ状態。自分の頭ではまともな判断ができず、すべての話を鵜呑みにしてしまいました。

そして、ますます自分を責めるようになりました。

「産後の母親はみんなこんなつらい思いをして育児してるんだ。母親ならできて当たり前なんだ。できない私は、母親になる資格がなかったんだ。」


今では、母も、私が病気だったのだと理解してくれています。誰も私を責める人などいないのに、自分で自分のことを責めてしまいます。

保育園に子どもを預けることは、決して悪いことではなく、メリットもたくさんあることなのに。

産後も育児に耐えることができなかった、いまだに育児に耐えることができない、弱い母親なんだと。


吉田沙保里選手をテレビで「ごめんなさい」と号泣していた。


そんなとき、テレビでオリンピックを見ていると、吉田沙保里選手が金メダルを逃して、「ごめんなさい」と号泣していました。

私は、勝手に自分のことと重ね合わせて、ぽろぽろ泣いてしまいました。

自分のことを徹底的に責めていた日々を思い出して。

「育児ができなくてごめんなさい。できて当たり前のことができなくてごめんなさい。みんなに迷惑をかけてごめんなさい。」

私はずっと自分をそういう風にして責めて、責めまくっていました。 

ぜんぜん重みが違う「ごめんなさい」かもしれないけど、なんだか自分と重なってしまって。

「もう、勝たなくていいんだよ。負けていいよ。」と思いました。

それが、まるで自分に対して言ったように感じました。


耐えることだけが正しいことではない。


メンタルクリニックを受診したところ、新しい主治医から言われました。

「保育園に週3回預けるという現実的な選択ができているのは素晴らしいことだと思いますよ。こういう疾患(双極性障害)を持った以上、精一杯やってればいいと思いますよ。」

私には、自分にとっての精一杯がよくわかりません。頑張りが足りていないような気もするし、もっとやれそうな気もする。

さじ加減が分からないので、「疲れないようにやる。疲れたら休む。」これが一番なのかなぁ、と理解しました。 

ルネスタという睡眠導入剤をもらって、夜は眠ってます。



思考を変えるのは、自分自身。

自分を責めるのも、ほめるのも、自分自身。

勝つこと(耐えること)だけが正しいことじゃない。負けること(逃げること)もまた、正しいことなんだ。

オリンピックを見て、そんなことを思っていました。 



つづく。


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