お久しぶりです、ミィです。

ここ3カ月まともにブログを書いていなかったですね。

この3カ月間、保育園に子どもを預けずにひとりで育児をしていました。

で、今月から職場復帰を果たしました! 



出産後すぐに「産後うつ」になり、ときに自殺まで考え、双極性障害という病気であると判明した私が、今や社会復帰を果たすまでになったんですよ。

今回は、働き始めてから感じたことについてそのまま書きます。 


大きな劣等感を抱いた子育て


私は子どもを出産するまでの7年間、今の会社で働いていました。

どんな仕事をしているのか詳しくは書けませんが、大企業・正社員・総合職というポジションです。

都内の難関大学を卒業後、ストレートで今の会社に就職しました。

自分で言うのもなんですけど、優等生だったので周囲の人からは能力を認めてもらえることが多かった人生でした。

学生時代は勉強ができたので褒められたし、就職してからも「〇〇大学卒業してるんだ。〇〇で働いているんだ。」と、肩書を褒めてもらうことが多かったのですね。



そんな私が大きな挫折感を味わうことになったのが「育児」という分野でした。

産後すぐに深刻なうつ状態になったせいで、我が子への愛情が感じられず、自分のことを「母親としてクソだ」と責める日々が続きました。

自殺も考え、3カ月間入院もしました。

双極性障害という精神疾患であることが判明してからは、医師に診断書を書いてもらい、保育園に子どもを預かってもらい何とか育児をしてきました。

自責感の原因は病気だったのだと判明しても、私の中で母親としてのコンプレックスがずっと消えませんでした。

「普通の人がやっていること(育児)がまともにできなかった自分」が許せなかったんです。

もともとプライドが高い人間なので、「ダメ母」としての烙印を押されていることが、悔しくて。

強烈な劣等感を抱いていましたね、普通の「母親」に対してー。



3カ月間のワンオペ育児でわかったこと



この劣等感を払拭するためには、保育園に子どもを預けずに、一対一でガッツリ向き合ってみるしか方法はなかったです。

3カ月間チャレンジしてみました。

子どもを保育園に預けずに24時間一緒にいる育児に!

平日は毎日、朝起きてから子どもが寝るまで大ちゃん(息子)とベッタリ一緒にいました。

近くに祖父母がいないし、夫の帰りも遅いので、完全な「ワンオペ育児」でした。

毎日欠かさずに子育て支援センターに通いましたよ。それも子どもが飽きてしまうので毎日違う場所に行って。いろいろなお母さんと話しました。

3食ごはんを食べさせて、お昼寝をさせて、お風呂に入れて、寝かしつけて、イヤイヤや癇癪に付き合って…。


いや~、大変だった!!


2歳児の子どもと24時間一緒にいるって、すっごい大変じゃない??

着替えさせようとすると嫌がって暴れて、たかが着替えに15分とか。

 子育て支援センターで、大ちゃんがオモチャで遊んでいるのをただ見ているのも、見ず知らずのお母さんと当薄い会話をするのも本当に疲れた。

 帰ろうとすると、「帰るのイヤ!!」と言って、なかなか帰ろうとない。気に入らないことがあるとどこでも大の字に寝転がって暴れまくるし。

毎日が予想もしない展開の連続というか。予測不可能な怪獣を相手にしているみたいで、全く心が休まりませんでした!



でもね~、スッキリした!

すっごい疲れたけど、私にもやれたから。

普通のお母さんも毎日イライラしながら、こんな風に育児しているのか!と分かったので。

ワンオペ育児にチャレンジしたのは、ただの自己満足なんです。 



職場復帰!自分の居場所ができた。


今月から2年8カ月ぶりに職場復帰をしました。自分の病気のことはすべて話した上での復帰です。

病気になったこともあり、長めに育休を取ったので、どうなることかすごく心配していたのですが。

何のことはない、拍子抜けしましたよ。 



仕事って楽じゃん!育児の方がずっとずっと大変じゃないかーーーー!!!! 



心の中で全力で叫びました。

仕事を始めるようになったら、毎日が楽しいんですよ。

社会に自分の居場所があることが、こんなにも心を明るくしてくれるとは。

育休中はとにかく孤独でした。

子育て支援センターで出会うお母さんとは本音で語り合うことはできないし、その場だけでおしゃべりするだけの関係なんですよね。

友だちはみんなワーキングマザーで忙しそうだったので、頻繁に会うこともできず。

話し相手は夫のみ。その夫も帰りが遅いとなれば、まともな話し相手は一人もいませんでした。

育児のなにが辛いかって、ひとつは「孤独」だったのだと、働き始めてから感じます。

自分の居場所がネットにしかなくて、1日に何度もTwitterでつぶやいてましたもの。 

自分の居場所が社会のどこにもなくて、自分が「大ちゃんのママ」でしかない。そのことが、私にとっては本当に辛かったです。


育児は孤独で達成感が得られない



最初の話に戻りますが、私はずっと周りの人から認められてきました。

「すごいね!」と言ってもらてたし、そう言われることがモチベーションでした。

私は承認欲求が強い人間なので。(承認欲求が強くなければ、ブログなんて書かないですよね。)

私にとっては、出産・育児はこれまでの自分の人生の中で最もすごいことを成し遂げているのですが、「すごいね」と褒められることってまずないんですよ。

保健師さんに褒められるときも、「頑張ってますね」なの。全く嬉しくなかった。

たとえば、「勉強頑張ってるね!」って言われて嬉しいですか?「勉強できてすごいね!」と言われないと、私は嬉しくないです。

子育てにおいては、子どもを5人産むとか、超人的なことをしない限り、「すごいね!」とは言われないんですよ。

多くの女性が当たり前のようにこなしてきたから。 


育児は「やって当たり前のこと」と思われています。お前が好きで産んだんだから、ちゃんと育てろよ!と。

「育児って大変!」とボヤこうものなら、「お前好きで産んだんだろ、それならなんで産んだの?」とか言われる。

育児の大変さって、実際にやってみて初めて直面するものなんですよね。

幼児はまったく親の思い通りに行動してくれない。与えるだけの日々。対価もない。

どんなに必死にこなしても、認められてる気がしない。育児は達成感が感じられない仕事です。

子どもはかわいいので、10年も経てばよい思い出だけが残るのかもしれないけど、過ぎていく最中は大変ですよ。


子育て辛いから外で働くという選択肢もあり



私の会社はワーキングマザーが多いのですが、あっけらかんとこんなことを言います。

「私、子育てマジ無理!仕事より子育ての方がずっと大変だから、保育園の延長料金が取られるギリギリの時間まで預かってもらって仕事してる。」


「1年育休を取ったけど、長かった!10か月で限界だった!1歳、2歳の子どもとずっと一緒にいる母親はマジ尊敬する!」


私はいいお母さんでありたい願望のせいで、思っていても口に出せなかったので、衝撃的でした。

言っていいんだ!と。 


きっと母性神話が骨の髄まで染み込んでいるんでしょうね。

「母親ならば子育てが楽しくて当たり前。子どもとずっと一緒にいたいはずだ。自分を犠牲にしても子どもと一緒にいろ。」という。


人が何と言おうが、自分が楽でいられる生き方をすればいい。

ただそれだけのことなんです。

「育児が辛いから外で働く」という選択肢もありだな、と思います。

私は大ちゃんとずっと一緒にいるときよりも、働き始めて離れる時間があった方が、大ちゃんのことがかわいく感じるんです。

保育園の帰りにふたりで手をつないで歩いていると、ときどき涙が出るほど幸せだなぁ…と思う瞬間があるんです。

また働き始めて本当によかったと思ってます。



今の主治医に「働き始めてからつかれない?」と聞かれたので、「働いてる方が疲れません。子育ての方がずっと大変でした」と答えたら、こう言われました。


「育児はそれほど負荷がかかるってことだよね。本当に世の中の母親ってすごいよね。」


そうなの。


育児って「すごいこと」

さすがは精神科医は分かってくれる。今の私が一番欲しかった言葉なのでした。


つづく。